私はパン屋さんでアルバイトの経験があります。
なぜパン屋さんだったのかといえば、シンプルにパンが好きだったからです。
そこで今回はパン屋さんで実際に働いてみて分かったメリット・デメリットなどについてまとめてみました。

ということで今日のテーマは『パン屋バイト』についてだよ。
パン屋バイトのメリット
パンの作り方を学べる
パン屋さんで製造のアルバイトをすると、必然的にパンを作れるようになります。
もちろん、お店によって作り方は様々だと思いますが、ある程度の基本的な心得のようなものはどのパン屋さんでも変わらないはずです。
「手に職」とまではいかないですが、1つ技術を持っているのはかなり大きな強みですよね。
誰もができることではないので、自分の自信にも繋がるし、何より将来の選択肢の幅が広がります。
パンについての知識が豊富になる
お客様にパンの「種類の違い」や「特徴」などを聞かれることが多いので、パンにはとことん詳しくなります。
私の場合「バゲット」と「バタール」の違いはパン屋でバイトをしない限り知ることはなかったと思います。(笑)
意外と国際交流の場になる
これに関しては偏りがあるかもしれませんが、パン屋さんは意外と国際交流の場になります。
というのも、駅直結や百貨店の中に入っているパン屋さんには外国人のお客様も多く、英語で話しかけられることもしばしばあります。
観光地に比べれば全然ですが、実は英会話実践の穴場スポットなんです。
廃棄のパンがもらえる
これも完全にお店によりますが、売れ残ったパンを持って帰れるのもメリットの1つだと思います。
私のバイト先は廃棄の持ち帰りが禁止されていたので、持ち帰れるお店がうらやましかったです。(T_T)
パン屋バイトのデメリット
朝が早い
とにかく朝が早いです。早いところだと3~4時から仕込みをしているところもあります。
私は5時過ぎに家を出ていましたが、それでも十分きつかったです。
ただ、朝活は時間を有効活用できるので、この早朝バイトというのもある程度リズムを掴むことができるとメリットに変わります。
やけどする
パン屋で働く以上、やけどは日常茶飯事です。
やけどのほとんどが、窯から鉄板を引くときに誤って腕に鉄板が当たってしまうことが原因です。もちろん他にもあると思いますが。
いくらアルバイトであっても、絶対に1度はやけどすると思って良いでしょう。
正社員の方々の腕にはいくつものやけど痕がありました・・・。
パン屋あるある
アルバイトの私が感じたデメリットは上の2つだけです。
しかし、正社員の方が教えてくれたパン屋さんあるあるがあまりにも印象的だったのでついでに少し書いておきます。
膀胱炎になる
「パン作りは時間との勝負」ということもありますが、何より人手不足が原因でトイレに行く時間すらも取れないお店があり、
そういうところの従業員さんはだいたい膀胱炎になってしまうらしいです。
ただ、今はどこの業界も人手不足が深刻化しているので、これはパン屋に限った話ではないですよね。
腰を痛める
長時間の立ちっぱなしに加え、パンをこねる態勢が腰を痛める原因になります。
コルセットをしながら働く人も少なくないと聞きました。(T_T)
パン屋バイトでピアスやネイルはOK?
基本的に装飾品は禁止されているところがほとんどです。結婚指輪、ネイル、ピアスなどのアクセサリーは全てNGです。
ただ、ファーストピアスのように1度着けてしまうとなかなか外せないものはお店に相談してみましょう。
意外とOKしてくれるところもあるみたいです。そこはもう完全にお店次第なので先に確認しておくといいと思います。
私もファーストピアスだけは許可をもらいました。
パン屋バイトの髪色は?
髪色は比較的自由なところが多い印象です。
というのも、パン屋さんは帽子を被るところが多いので髪の毛が見えません。
そのため、装飾品ほど厳しい規定はないと思います。
パン屋さんの仕事内容
これはあくまで私の経験なので参考程度に見ていただければ幸いです。
製造
パンを作るほか、鉄板の掃除や洗い物をします。
販売
・トレー拭き
・焼き立てパンの陳列
・食パンのスライス
・冷めたパンの袋詰め
・レジ周りの雑用
・掃除
私の場合この中で最も大変だったのはパンのスライスですね。コツを掴めば簡単な作業ですが、何しろ不器用なものですから苦労しました・・。
それからパン屋の場合、製造であっても販売であってもメニューを覚えるのが一苦労です。
手っ取り早くできる仕事ではないですが、だからこそやりがいはかなりあるのでとても楽しいです。



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