「ある日突然、愛しい人が気持ち悪くなった。」
無限に広がる大宇宙で人々を悩ませる___蛙化現象___。
本日は自分の中でずっと引っかかっている「蛙化現象」について考えてみました。
蛙化現象が起きてしまう理由・原因はたったひとつです。
蛙化現象
蛙化現象とは、ずっと好きだった男性が振り向いてくれた途端、相手のことを「気持ち悪い」と感じてしまう現象のことを言います。
生理的に受け付けなくなってしまい、嫌悪感を抱くのが特徴です。
蛙化現象のはじまり【私編】
私の蛙化現象のはじまりは、さかのぼること7年前、中学3年生の頃でした。
受験生になった私は塾に通い始めたのですが、その塾には3年のクラス替えで初めて同じクラスになったA君がいたのです。
学校では話したこともなかった私たちですが、塾の授業を通してあっというまに仲良くなり、夏休みが終わる頃には世間でいうところのいわゆる“いい感じ”になっていました。
しかし、夏休み明けに学校でA君の顔を見た瞬間
「え、きも」と思ってしまったんですよね。
別に何をされたわけでもなく、ただこちらに視線を向けていただけなのにそれがどうしても許せなくて、というか気持ち悪くて。
そこからは無視の連続で、気付けば卒業式の日まで話すことはありませんでした。
それ以降、この蛙化現象というものに苦しめられています。
蛙化現象の特徴
ところで、蛙化現象が起きる理由とはどんなものがあるのでしょうか。
世間で言われている蛙化現象は以下の通りです。
- 両想いになるまでの過程の方が楽しいから
- 理想と現実のギャップに気付いたから
- 両想いになったら次の目標がなくなったから
- 自分を好きになった相手に失望したから
- 自分が傷つかないようにしたいから
- 恋愛を受け身に考えているから
ということなのですが、ここで1つ疑問が生まれます。
「これまで自分に振り向いてくれた全ての人に蛙化現象が起きたのか?」
もし、本当に蛙化現象というものが上記の理由で起きているのだとしたら、本来自分が好意を寄せて振り向いてくれた全ての人にこの現象が起きるはずです。
しかし、私の場合はどうも違っていて、蛙化現象が起きる相手もいれば起きない相手もいるんですよね。
これは何か他にあるのではないだろうかと思うのです。
蛙化現象が起きてしまう相手とその理由
では、どんな場合に蛙化現象が起きているのかというところですが、答えは簡単。
自分の好みではない相手の時です。
私の好きなタイプは塩~醤油顔でサラッとした顔つきの男性なのですが、蛙化現象が起きる相手は決まってソース系のどちらかというと顔つきが濃い男性です。
つまり、全ては見た目がタイプではないから起こることなんだと思うんですよね。
理想と現実のギャップに気付いたからでもなく、相手に失望したからでもなく、「単純にタイプではない」ただそれだけのことのような気がします。
蛙化現象が起きない例外
ただ、顔が別にタイプではないのに蛙化現象が起きない時ってありますよね。
それはいわゆる例外パターンで、それにもきちんとした理由が存在します。
それは、「相手の容姿なんか関係ないほどその人のどこかを尊敬している場合」です。
相手のどこかしらを尊敬していれば、生理的に無理になってしまうことは絶対にあり得ないと思うんですよね。
反対に、特別顔がタイプというわけでもないのに、尊敬できる部分もないとなると、これは蛙化現象の対象になってしまいます。
【蛙化現象】たったひとつの解決策
では最後に、たった一つの解決策についてお話しします。
結論は距離を置くこと。両想いなら自然に(←ここ大事)相手から離れていく、付き合っているなら別れる、ということです。
生理的に拒否反応を起こしているのだから、それに従うのが本来人間のとるべき行動なのではないかと思うんです。
女性は男性よりも防衛本能が働きやすい生き物だといいますが、それもそのはず。だって女性は子供を産んで育てていかなければならないのですから。
よくよく考えて、人間が人間を生むって尋常じゃないことじゃないですか。それをやり遂げられる女性が「無理」と感じてしまうならそれは「無理」なんです。
本能が何かの危険を察知して「無理だ」と信号を送っているんですよ。その人は自分と生きていく人ではないよと。
それが蛙化現象だと思います。
恋愛感情はないのに情で一緒にいる、寂しさを紛らわすために一緒にいる、それで相手のことを気持ち悪いと思っているのなら、
本能に従って相手とは適切な距離を保つことが唯一の解決策ではないでしょうか。
心から好きな相手に対して蛙化現象は絶対に起こらないはずです。
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